小諸城趾懐古園の園内、かつて本丸のあった区域には
「懐古神社」があり、祀られている神様に菅原道真公がおられます。
平安時代に貴族であった道真公は幼少時より勉学に励み優れた業績を修めたため、
今では学問の神様として良く知られています。
また、さだまさしさんの曲「飛梅(とびうめ)」でも歌われているように
飛梅伝説が有名ですね。
陰謀により失脚した道真公が「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
と詠んで別れを惜しんだ梅の樹が、主を追って一夜にして京都から太宰府まで飛んでいったという話です。
没後道真公は天満宮の祭神となったわけですが、
江戸時代に小諸城内で鎮守神として祀られていた天満宮と火魂社および
藩主をつとめた牧野公歴代の霊を
明治13年に合祀して懐古神社が創建されたのです。
受験の祈願、学業成就祈願に、ぜひ懐古神社へお出かけください。
社務所では各種お守り札や御朱印を用意しています。
なお、2019年より新たに登城記念の御城印も開始いたしました。